7.龍飛崎へ
10時35分日中だが閑散とした奥津軽今別駅前広場から(写真)、バスはほぼ北への進路をとる。県道と思われる道の沿線は、それなりに町工場や個人住宅が現れるものの、人の気配は少なく、廃屋らしき建物が目立つ。やがて道はT字路に出ると、そこは津軽半島外周を巡る国道399号線、しばらく進むと津軽線三厩駅方面の案内表示が出てきた。さらに進むと防波堤で隔てられた海沿いの道となり、前方にはっきり見える陸地は始め下北半島かと思ったが、北海道の渡島半島松前方面と判明する(写真)。遠方を見ると穏やかな海だが、近くで幾重にも重なる白い波頭を見ていると、総トン数400t、全長50m、大型バス4台または乗用車7台の小型フェリーで陸奥湾を横断するのは無理だと納得できる。
11時龍飛崎灯台下の駐車場に到着、11時25分まで自由行動となる。灯台(写真)まではかなりの上り坂、灯台周辺は観光用の広場となっており、岬の先端は更にその先、とても時間内で戻ってくるのは無理な距離、広場周辺の景観を楽しむ(写真2葉)。
先ず目立つのは風力発電、龍飛の由来は「龍も風で飛ぶ」から来ているとの説もあり、その力を利用しているのだ。実際強風で帽子は常時手で押さえておかないと吹き飛ばされてしまう。
新幹線の本州最北端駅は奥津軽今別駅だが在来線が旅客輸送を行ってきたときはここに龍飛海底駅があり、現在別ルートではあるがトンネル工事用ケーブルカーがこの駅(立ち入り不可)と地上の青函トンネル記念館を結んでいる(写真)。個人旅行だった最優先訪問先だが、今回それは叶わない。
(次回:津軽海峡春景色)
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