2015年11月28日土曜日

四国山越え海越えドライブ-2


2.鳴門へ向けて
旅の楽しみを左右する最大の因子は天候である。特に自ら全コースを運転するとなるとその重さは大きい。1週間前からTVの天気予報だけはニュースのたびに確りウォッチしていた。始めのうちは「マアマアかな」だったが、次第に出発日は雨を覚悟するように変わってくる。「でも四国で降られなければいいか」が出発2日前。現地2日目か3日目は雨模様になってきた。前日の予報は15日と17日は雨だったが、15日は西に行くに従い雨は上がることが期待できた。
単純に自宅から鳴門のホテルまでの走行時間はナビタイムによれば7時間半。5時チェックインならば9時過ぎの出立でもいいが、昼食と適宜何回かの休憩を考えると7時過ぎには出発したい。
当日朝は予報通り雨だったがそれほど酷くない。720分自宅を離れ、僅か数百メートルの堀口能見台ICから横々道路に入り北上、東名の横浜町田ICを目指す。早朝日曜日で雨の自動車道だが割と交通量が多いのはチョッと予想外。だが順調に流れてはおり、20分後には東名にのる。あとは鳴門北ICまでひたすら自動車道だけ。足柄SA・御殿場JCTまでは知り尽くした道だからナビをセットする必要もない。考えなければいけないのは休憩、昼食それに給油だ。特に給油はOB割引を受けられるエッソ/モービル/ゼネラルのSSが鳴門まで海老名SA以外にはないため、他社SSでミニマム給油に抑えるポイントを見極めるのに少々頭を働かせる必要がある。
足柄SAで予定通り最初のトイレ休憩。ここでナビに鳴門で泊まるホテルをセットすると旧東名を選んでくる。そこから先は計画時と同じルート、走り易さでは圧倒的に新東名が勝るので御殿場JCTではナビの指示に構わず新東名に進路を採る。ここはは何度も走っており既に何カ所かSAも利用しているので、駿河湾沼津、静岡は飛ばして未経験の浜松SAまで一気に走ることにする。時々山間部では雲が低く垂れこめこともあるが、雨は予想通り上がり始めており、掛川付近から青空も見えてくる、10時浜松SAに到着。ここで大休憩とし、燃料計を見ると14ほど消費しているのでENEOSで給油も行う。給油量は18ℓ、これで鳴門のエッソSSまで難なく進める。
三ケ日JCTで旧東名と合流、豊田JCTから伊勢湾岸道路に出てさらに四日市JCTで東名阪道から亀山JCTを経て新名神に入る。もうまぶしいほど明るい天気だ。昼食は計画通り土山SA1220分到着。日曜日のSAは家族連れで大混雑だが何とか昼食場所を確保、天ぷらうどんを食す。ここから旧名神と合流する草津JCTまでは一っ走り、あとは吹田JCTまで流れに乗って走る。久しぶりの名神走行で気が付いたのは長い直線道路が何カ所か続くことである。半世紀以上前我が国初の本格的自動車専用道として建設された歴史を思い起こされる(つまり物理的にも社会的に障害が少なかったのと運転環境に適度な変化を与えることの重要性が分かっていなかったのだ)。
吹田JCTから神戸淡路鳴門道へ出るのは無論初体験、道取りもやや面倒だ。先ず中国道に入り神戸JCT、三木JCTを経て短い距離山陽道を走って神戸西JCTで淡路に向かうことになる。この迷路は専らナビに頼って走行、1440分淡路島の北端にある淡路SAに到着した。ここでトイレ・おやつ・写真撮影の大休憩。このあと淡路島を縦断して鳴門北ICで自動車専用道を降り、一先ずエッソうずしお鳴門SSまで行って給油をし、ホテルの場所を確認して鳴門パークヒルズに在るホテル・リッジに向かう。ホテル到着は1620分だった。休憩を含めた走行時間は9時間、走行距離は629kmであった。

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(次回;ホテル・リッジ)

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