14.松島(Mastsushima;The Bay of islands)
10時20分頃震災津波伝承館出発しばらく国道45号線を経て三陸自動車道に入る。天候は晴れたり降ったりと不安定、気仙沼湾は高架橋で通過、高さがかなりあり気仙沼中心部は遠望しかできないが新造が目立つ。宮城県に入り天候は回復、三滝堂SAでひと休み。ここら辺はまだ紅葉には早く、木々は緑だ。
11時20分SA発、バスは100km/hで爆走する。松島海岸ICで降りると、松島には向かわず再び国道45号線を南下、塩釜市の中心部に向かう。そこに在る「武田蒲鉾」が昼食場所になっているのだ。ここは老舗の蒲鉾店で工場が併設されている。この工場も津波に洗われたようだが、周辺も含めその痕跡は何処にも見られない。昼食はまぐろ丼と貧相な焼牡蠣2個、この旅で期待した牡蠣は結局これだけ。土産として保冷パック入りの生笹蒲鉾を購入する。
13時過ぎ蒲鉾店発、20分ほどで松島海岸駐車場着、これ以降15時まで自由行動だが、私も含め、大半のメンバーは湾内観光船に乗ることになっている。当初は定刻に出る通常の観光船利用となっていたが、前日添乗員が交渉し一隻貸し切りになり、料金も定期船より安く抑えられている。実は、この旅行プランを見た時松島は何度も来ているのであまり期待をしていなかったが、島巡りは初めてなのでオプションとして選んだ次第だ。
定員50名ほどの小型観光船が船着き場を出たのは14時少し前、松島湾内の小島(ほとんど岩に近いものも多数)を廻り、およそ30分程度の航海だったが波も穏やかで、海上から見る松島の景観をそれなりに楽しんだ。「まあ、こんなものか」という程度ではあるが。
(つづく)
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