4.福江島へ(Flight to Fukue-jima island)
今度のツアーは羽田発着、自宅最寄り駅から一本で行けるから便利だ。しかし、飛行機の旅の最後は2018年のドイツ旅行、これは成田発着だったから、羽田からは10年近くなかったはずだ。記憶にあるのはJAL・ANAが同じビル内を左右に分けていた時代。集合時間は13時30分ANA出発フロアーの時計台⑥とあったので、早目に出かけ昼食も空港で済ませ、この時間に合わせることにした。13時過ぎ時計台に行くと既に旅行社(クラブツーリズム)のツアーコンダクターOKZさんがそこに居り、三々五々集まる参加者に搭乗券を渡し、搭乗までの手順を説明してくれていた。セキュリティチェックは機内持ち込みのリックとカバンをかごに入れるだけ、身に着けている所持品を別容器に入れる必要が無く極めてスムーズ、最新のシステムに感心させられた。
ANA257便は定刻の14時20分丁度にゲートを離れた。機種はボーイング-787、これは初めての経験、座席は31H、右側の通路寄り主翼付け根のすぐ後ろ、フラップの見える位置、離着陸時はその動きをつぶさに観察できる。満席ではなく7割程度の乗客数で窓側席との間は空席なので落ち着ける。極めて残念なのは、座席前の液晶パネルがないばかりか、大型スクリーンに飛行経路を示すサービスもない。前のポケットにルートマップでもと探したが、安全のしおりだけだった。最近の国内便は皆こんなものなんだろうか?
天候は晴天で穏やか、水平飛行に移ると下方にときどき雲が横たわるものの、窓側ならば下の様子も見えるようだ。飛行中の飲食サービスは飲み物ののみ、機は順調に飛行し、16時05分福岡空港着陸、ゲート到着は予定時刻の16時10分。これほど正確な飛行は経験したことがない。さすが!の感だ。
福岡空港では周辺島嶼・近距離便専用のターミナルに移動。しばらくここで過ごした後、バスで搭乗機まで運ばれる。今度の便は17時発のANA4697便、これはORC(オリエンタル・エアブリッジ;起源は長崎航空)との共同運用、機体はDHC(デ・ハビランド・カナダ)8‐Q400というターボプロップ双発高翼機、座席は13Dでエンジン下に納められる主脚が真横になる窓側だ。17時00分が定刻だが10分遅れで離陸、福岡県西部を経て海上へ、15分くらい経て西日に浮かび上がる島々が見えてくるともう降下に入り17時40分福江空港にタッチダウンした。出発していく同型機はORCのロゴがくっきり、長崎空港へでも向かうのだろうか?
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