5.コンカナ王国(Con-Kana Kingdom Hotel)
今回の参加者数は22名、ホテル送迎用のマイクロバスは補助席を含めほぼ満席。10分足らずで到着したが、ホテル敷地内へ入るところに「Con-Kana Kingdom」と書かれた看板を目にした。旅行案内プログラムで宿泊先として「コンカナ王国」とあり、「ここは何なんだろう?」と調べてみると、コッテージ中心のリゾートホテルであることがわかった。それにしても「コンカナとは?」、これは不明のままだった。そこへ「Con-Kana」ときたので、ハワイ語?スペイン語?ますます分からなくなってきた。翌朝フロントでその由来を問うと、「『来んかな~』はこちらの方言で『こちらへいらっしゃい』」の意とのこと、謎が解け納得。
参加者22名の内訳は、一人参加4名(男・女各2)、3人グループ二組、残り12人は夫婦と思しきメンバー。これをどんな基準で分けたか不明だが、一人参加はフロント・ロビー棟に近い2棟から成るメルヘン棟に割り付けられた。私の部屋313号室は緑と白の2階建て、その2階の端である。部屋は簡素な造りのツインベッドルーム。二つのシングルベッド、ソファーとテーブル、収納部、ユニットバス(洗面、トイレ付き)から成り、窓からは広々した緑の芝生庭が見渡せ、その先にレストラン棟が望める。三陸旅行ではホテルと名乗りながら和室で、起居に苦痛を感じただけに、希望の洋室であったことに先ずホッとする(このホテルには和洋室もある)。
福江島は火山(鬼岳)でできた島、当然温泉が備わり、特に露天風呂はなかなか快適な造り・大きさ、混み合うこともなく朝晩楽しんだ。
夕食は和食。島ゆえに魚料理メインだが、二晩とも牛・豚料理もあり、とにかく数と量で圧倒された。年寄りにはもう少し数と量を減らし質を高めてほしい。また和食は醤油・味噌・砂糖で味付けるものが多く、二晩どれもこれも同じようなものを食した印象しか残っていない。おまけに刺身は2種、小片が4切れ、海の幸を期待したが、ここでそれは叶わなかった。名物の箱フグはオフシーズン、それなのにメニューにあるので驚いたが(冷凍物か?)、ウマヅラハギとのみそ焼き、味噌の味しかしなかった。
朝食は和洋のビュッフェスタイル、三陸に比べれば洋もまずまずだったが、主力は和、肉類はベーコンとウィンナソーセージ、卵料理はスクランブルエッグのみ。というようなわけで食に関しては格別な印象はないが、部屋と温泉に関しては満足できる所だった。
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