今年はまだ箱根にも出かけていない。3時間程度の三浦半島ドライブが数回だけ。「フルに使えて暖かい日を」と念じていたがうまくタイミングが合わない。先週から今日(3月13日(火))が晴れたら、少々寒くても出かけようと決めていた。予報は「晴れるが真冬の寒さが戻る」とのこと。長く乗っていない車の洗車は辛かった。
10時前家を出て、行きつけのセルフで給油。昨日まで細部をつめた東京湾一周ドライブに出かけた。
ルートは;自宅→幸浦→湾岸→浮島→海ほたる(右上)→木更津南で自動車道を出て16号に入り南下→県道90号を経て→富津岬;ここで昼食をとり→内房線に並行する465号線を行き→佐貫で内房なぎさライン(127号線)を鋸山へ(ここで小休止)→同じ道を少し戻って浜金谷へ→ここからフェリーで久里浜へ上陸→いつもの半島ドライブルートの帰路(相模湾沿い)を走って→自宅;である。
一番の目玉は富津岬。東京湾では観音崎と並んで、地形的に極めて目立つ位置にある。ここは小学校5年生のとき近所の家族が大貫に夏の家を借りており、そこに招かれ、その親族の一人(高校生)と大貫の海岸から岬を目指して歩いたことがある。しかし海水パンツによる股擦れが酷く途中で断念した。以来気になっていたが一度も訪れるチャンスが無かったのだ。
岬の先端は異形の展望台(右中)とプレファブの売店しかなく、朽ち果てた第一海堡(砲台)(左上)が目の前に見えるだけの、観光スポットとしては寂しいところであった。岬の付け根部分は割りと整備が進み、公園、広い駐車場それに何軒かの食堂もあり、三浦半島、伊豆半島、箱根などと比べはるかに安く美味しいものが味わえる(てんぷら定食;海老(一匹殻ごと)・穴子・キス・貝柱・紫蘇、海苔の佃煮、アサリの味噌汁)。
鋸山は中学生のとき台東区の施設があり臨海学校が開かれたときに登っている(下から徒歩)。次は1990年社外の人たちとの研究会の際訪れた(ロープウェイ)。今回は中腹の日本寺の駐車場に車をとめ、そこから階段を上がったが、近年これほどきつい思いをしたことが無い。この歳で本格的な登山をしている人の凄さがわかた(右下)。
日本寺の境内の梅(紅白)はほぼ満開に近い(左中)。南房総は確実に春だ(富津岬から浜金谷まではオープンで走るが寒さは全く感じない)。浜金谷からのフェリーも穏やかな航海で“ひねもす のたりのたりかな”の境地であった(左下)。
この一周ルートは約160km。一日ドライブとしてはなかなか良いコースだが、問題はアクアラインとフェリーの費用が滅茶苦茶かかることが欠点だ。
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