15.
都市への帰還
5日目は一路Windhoekに帰還である。途中でQuivertree Forest Parkに立ち寄って7時間、600㎞の道のりである。どうかもうタイヤがバーストしないように祈りながらの帰還である。途中昼食のために地方の都市に立ち寄る。
この町の周りには灌漑農業が行われており、農業が主要産業のようである。アフリカで水を確保するのは容易ではなく数百メートルの井戸を掘る必要がある。昔、サヘル(サハラ砂漠の外周地域)を緑化するProjectに懸わったことがあるが、どんな乾燥地帯でも地下深くには化石水と呼ばれる水源があり、深く掘れば水を得ることができるようだ。しかし、これを汲み上げ続けた先に何が待ち受けているのか誰も知らないし、敢えて知らないようにしている。丁度石油同じように。
3時半ころにはWindhoekに帰ることが出来て、車を返却。窓ガラスもタイヤも保険でカバーされていることを知り一安心。車は洗浄され、タイヤを交換して翌日からまた貸し出されるとか。兎に角、この国の観光は急に注目されてきているようである。
(つづく)
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