2016年9月3日土曜日

呪われた旅-6

12.      高級リゾートホテル
夜半に到着したホテルは周りの岩を利用した、Sesriemと同じGondwana Groupが運営する魅力的なホテルであった。同じホテルに2泊したかったのだが、既に予約が一杯で近くの同Groupのホテルに移らざるをえなかった。やはりHigh Seasonには早めの予約が必要である。
宿泊客はほとんどが白人であり、多分黒人社会とは別姓会なのであろう。多分と書いたのは周りにほとんど人影が無く黒人社会を目にすることが出来なかったからである。このような荒野では生活手段も限られているであろうから、だれもいないのである。そんな訳で、この旅行中危険を感じることはほとんどなかった。

2.      Quiver Tree
Quiverとは矢立のことであり、ブッシュマンがこの木の枝を削って矢立にしたことから由来しているらしい。木とは言ってもアロエの一種であり、世界でもこの辺りにしか自生していない。その昔にはPlant Hunterの標的だったに違いない。この国に来た人は皆その独特な形状に驚かされることになる。世界はオモシロイ!


3.      Fish River Canyon

この辺りの地形はナミブ砂漠を含めて、約8000万年前に形成されたと言われており、世界最古の砂漠と称されている。このGround Canyonのような渓谷もその頃に形成されたようですが、今では河はすっかり干上がっており、削り取られた大地のみが残っている。夕日に映える渓谷を期待していたが、どうやらそれを鑑賞するためには四駆でしか行けない反対側にあと日かけて行かねばならない様である。

(つづく)

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