2019年9月19日木曜日

道北ドライブ2000km-18



80yrs Memorial Run to The Northernmost

18.富良野経由小樽へ
715日(月)いよいよ北海道も今日一日、夕刻には小樽からフェリーで新潟に向かう。ホテルを発ったのは8時半、天候は薄日、晴れていれば南に十勝岳が見えるはずだが上の方は完全に雲の中。先ず向かったのはその麓の展望台“望岳台”、15分ほどで到着した。しかし早朝だと言うのに既に駐車場は満車、どうもこの3連休で登山をする人たちの車で占拠されてしまったようだ。仕方なく路肩駐車して展望地点を目指す。足元は赤っぽい小石や砂でいかにも火山地帯であることが一目瞭然だ。数人のグループで山へ向かう人が多く、この展望地点だけ立ち寄る観光客はほとんど見かけない。雲が目前に迫っていることもあって、写真撮影を済ませて早々に駐車場に付帯するビジターセンターに立ち寄ってみるが、まだ早いからなのか無人。カウンターに登山者名簿が置かれているだけだった。センターの屋上に上がり北西方面に広がるはずの富良野盆地に目を向けてみたが、そこもうすい靄に覆われ眺望がきかない。
次に向かったのは、ファーム富田のラベンダー・イースト。これは有名なファーム富田の遥か東側に在るラベンダーのみのお花畑で7月から期間限定で開園されている。2011年本家のファーム富田は観ているので今回はここにしてみた。出発前から分かっていたのだが、連絡先の住所や電話番号は本家の方しか記載されていない。いろいろ調べて住所だけは分かったので、ナビにそれをセットして目指した。しかし着いた所はやや大きめの農家と言った風情。どうやらファームを管理する作業場のようで、ラベンダー畑は少し離れた所であることが判明、教えられた通りに進んでいくとやっと観光用駐車場に到着することができた。時刻は10時少し前。時々太陽が顔を出すようになり、明るい空の下で丁度見ごろの広々したラベンダー畑を堪能することが出来た。
別に駐車料金や入場料を取られるわけでもなく、チョッとした土産物ショップが付帯するだけ。ラベンダーの匂い袋を数個求め、見学の謝礼とした。
富良野で給油。ここから小樽へ向かう場合、一旦国道38号線を北西に進み芦別経由滝川ICで道央道を走る方が時間は早いのだが、幹線道路であまり面白そうではない。そこで道道135号線から国道452号線(夕張国道)に入り道央道三笠ICへ出る南西へ向かうルートを採ることにした。しかし、この道は思っていたより交通量が多く、札幌方面と富良野・美瑛を結ぶメインルートの感があった。また期待していた山岳ドライブも一気にトンネルで抜けてしまい、道内ファイナルランとしては盛り上がりを欠く結果になった。
三笠ICで道央道に入り岩見沢SAに丁度12時に到着、ここで昼食。イングリッシュガーデン風の小公園が北海道ガーデン街道の締めくくりをしてくれる。
あとは日本中どことも変わらない自動車専用道、道央道→札幌自動車とつなぎ小樽ICで降り、ガソリンの余裕は充分だが、明日の新潟弥彦神社観光に備え給油を行い、小樽運河倉庫地帯の一画に駐車ししばし運河地帯の観光を行った。とにかく大変な人出、過去二度ここを訪れているが、賑わいは遥かに今の方があり、特に外国人が多いことが当時と全く異なる。
フェリーの出港時刻は5時だが1時間半前にチェックインを求められているので、運河観光の後はフェリーターミナルの直行、3時には手続きを終わり。乗船ラインに並ぶ。往きの太平洋フェリーにくらべ乗用車・トラックとも数が少ないのは連休だからなのだろうか?それとも日本海側はいつもこんなものなのだろうか?


写真上から;望岳台、ラベンダー・イースト3葉、岩見沢SA小公園、小樽運河2

(写真はクリックすると拡大します)

(次回;日本海フェリー;ラベンダー)

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