
能登半島を巡り、二ヶ所の黒部を観光し、さらに飛騨の合掌造りを訪れるとなると、とても三泊四日の旅程では無理だ。やむなく今回は能登を落すことにした。それでもよほど上手くルートを選ばないと、こちらの必要条件である山岳道路・一般道のドライブを楽しむチャンスが無くなってしまう。最初の日は高速を利用すれば500km近く走れる。最終日は自宅へ戻るので時間を気にしなくてもいい。中の二日は200~300km程度としたい。観光の拠点(宿泊地)としては、宇奈月温泉(黒部渓谷トロッコ)、高山(合掌造り)それに信濃大町(黒四ダム)が適当だろう。宿泊地の順番は、山岳ドライブルートを、これも1969年雪で阻まれた安房峠の旧道を選んだことで決まった(今はトンネルで簡単に抜けられるが、これでは再挑戦にならない)。
最初の宿泊地、宇奈月温泉へのルートをインターネット(ナビタイム)で選ぶと(有料道路利用)、何と自宅から第三京浜で用賀に出て環八を北上、谷原から関越道に入り、藤岡JCTで上信越道に岐れて上越市に至り、ここから北陸道に入り富山県の朝日ICで一般道に下りる道筋が示された。条件を変えて中央道を選ぶようにしても、環八で高井戸に出てここから中央道を通り岡谷JCTで長野道へ岐れ、その先は同じように上越市に向かう。感覚的には大迂回路と言う感じだが(事実距離的には遠い)、時間的にはどうやらこれらが正解のようだ。いずれも7時過ぎに家を出ても4時頃には宿に着けるからだ。
しかし、これではひたすら自動車道を走るだけで味気ない。是非走ってみたい一般道がある。それはフォッサマグナの西端に沿う糸魚川街道とそれが日本海に落ち込む昔からの交通の難所親不知付近だ。地形・地質が悪いだけに、ワインディングとアップアンドダウンを堪能できるに違いない。高速は中央道をとることにし八王子から豊科まで利用する。そこから先は希望の一般道を走る。何とか7時出発で5時前には着けそうだ。

三日目のハイライトは北アルプス越えの山岳ドライブ。信濃大町までの道は距離的には今回の旅で一番短い。朝市や市内観光で11時頃まで使い、それから山道に挑むことにした。ルートは158号線、平湯トンネルを抜け、安房峠を越えて松本へ出る。ここから県道を一部走り、糸魚川街道(147号線)に取り付く。街道のこの部分は初日には走っておらず、同じ道に戻るのは豊科からである。そこからアルペンルートの基点、大町温泉まではひとっ走りである。
四日目は早朝に宿を出て、黒部・立山観光の出発点となるトロリーバスの扇沢駅に車を駐車、あとはトロリーバスで黒部ダムに至りそこからケーブルカー・ロープウェイ、再びトロリーバスと乗り継いで室道に達する。そこは立山連峰の最高峰、雄山の足下である。同じルートで3時頃には扇沢駅に戻り、あとは147号線と長野道・中央道を経て帰宅する。
総走行距離はおよそ1000kmだ。
(次回:糸魚川街道・親不知)
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