4.休憩・立寄り地とSS
これくらいの長距離ドライブになると、観光スポット以外にいろいろな立寄り地点を検討しておく必要がある。2~3時間毎の息抜き・休憩、トイレ、昼食、お土産、ガソリン補給などがそれらだ。高速の休憩は、SA(サービス・エリア)、PA(パーキング・エリア)でとることになるが、PAは数は多いが、景色を楽しむ術は無く、入り出の減速・加速ランプが短く、駐車場もトラックと一緒なので気分が休まらない。設備も自動販売機とトイレぐらいしか無いから出来るだけ避ける。その点SAは駐車場の使い分け、諸設備、景観も遥かに優れている。特に食事は、ファースト・フード(セルフ)とレストラン、さらに麺類やパン屋、コーヒー・スタンドが別にあったりするので、そのときの体調などで選択できるのがいい。
初日の郡上八幡までは、ネットのルート検討で出てきた経路は;東名(新東名)→東海環状→東海北陸と走るので、郡上八幡ICを下りるまで約420km、一般道は全く無い。走行時間は5時間、少なくとも2回は休憩が必要だし、どこかで昼食を取らなければならない。選んだのは、東名の足柄SAと東海環状の美濃賀茂SA(昼食)である。この間で必要ならばPAでのトイレ休憩を入れる。
二日目は永平寺まで一般道。郡上八幡から越前大野までさして大きな町も無いので、休憩場所は観光スポットの駐車場か道の駅くらいである。幸い九頭竜湖付近に二つともある。問題はガソリン、郡上八幡で補給すれば翌日天橋立まで充分走れる。郡上八幡から北へ10kmほどの所にゼネラルがあるのでそこを第一候補にする。さらに観光予定地の越前大野にはエッソとモービルが数軒ある(こんな小さな町にしては数がやけに多い)のそれらを予備とする。昼食は少し頑張って永平寺で摂ることにした。永平寺以降は福井北ICまでは一般道。この間は僅かなので休みは不要。ここで北陸道に乗り敦賀ICまでの間にPAとSAがそれぞれ一ヶ所あるので必要ならそこで休憩する。さらにその先の三方五湖レインボーラインは観光有料道路なので途中に広く設備も整った駐車場がある。
三日目は先ず天橋立が目標。ここにはゼネラルのSSがあるのでそこを目指すことにする。一般道で100km(3時間弱)、高速経由では120km(2時間)。どちらを行ってもほとんど休憩不要だ。ガソリン補給のほか昼食も天橋立で摂ることにする。この後丹後半島の経ヶ岬を経て城崎に向かうが。経ヶ岬でおやつ休憩をとればいい。
四日目はチョッと難しい。城崎を出て兵庫県の丁度中心に近い朝木市の和田山と言う所で北近畿豊岡自動車道に乗る(ここまで城崎から約45km)と自宅まで自動車道のみとなる。城崎からの総距離数は約600km。幸い和田山にエッソがあるのでここで満タンにすれば何とか自宅まで到達可能だが、万が一渋滞に会ったらチョッと危ない。途中にエッソ・モービル・ゼネラル(E/M/G)は在るか?唯一在ったのは東名富士川SAだけである。新東名の方が走り易いがやむなく旧東名を行くことにする。神戸京都間は名神の最混雑区間、昼食は新名神で摂る予定を組む。さらにこの日は自宅到着が夜9時近くなる予定なので晩飯のことも考えなければならない。第一候補は足柄SA、第二候補は海老名SAとする。
この立寄り地点(SSを含む)検討で一番綿密に当ったのはSSである。E/M/Gが利用できれば、東燃OB用のコーポレート・カードで割引が効く。これだけの距離になるとバカにならない。しかし、随分以前からE/M/Gは地方展開を極力抑えており(経営効率が悪いので)、こちらの旅程に欲しい場所にSSが在るとは限らない。従ってE/M/Gのホームページでルート上のSSをほとんど全てチェックし、万が一の代替案も含め、カーナビにセットするための住所・電話番号を控えて出かけた。しかし、想定外に何ヶ所かで遭遇した。それらについてはあとの報告の中で紹介する。
(写真はクリックすると拡大します)
(次回;郡上八幡へ向けて)
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