2014年6月2日月曜日

みちのく山岳ドライブ-1


-八幡平・十和田・奥入瀬・八甲田・白神山地・鳥海を駆け抜ける-

1.恒例の長距離ドライブ
526日から29日にかけて恒例の春ドライブを楽しんだ。ルートは自宅(横浜)を出て、首都高湾岸・外環道を経て東北道をひたすら北上、岩手県の松尾八幡平ICで下車、八幡平温泉で一泊、あとは国道・県道・市道を利用して十和田・奥入瀬・八甲田と走り弘前で二泊目、三日目は世界自然遺産の白神山地に踏み込んだ。そこから日本海側の町、鯵ヶ沢で一旦海沿いに出て、秋田県の能代南ICで秋田道に入り、ここから日本海東北道を南下、本荘ICで再び一般道に戻り、鳥海山の麓で三泊目を過ごし、国道13号線から山形北ICで山形道に乗り、そこから東北道に戻って、往路と同じ道を都心に向かって上っていった。自動車専用道を除けばほとんど山岳路、大好きなアップダウンとワインディングを随所で堪能、天気にも恵まれ、クルマも快調で1800kmを何のトラブルもなく駆け抜けた。
クルマを購入した2007年はそれが11月だったこともあり、遠くへ出かけることはなかった、箱根や三浦半島を走って2000kmまではおとなしく慣らし運転を続けた。
2008年初の長距離ドライブは新潟の豪雪地帯、松之山温泉を7月後半に訪れ、帰路は信州の白樺湖を巡る23日の旅だった。
2009年は嘗てのホームグランド、紀伊半島を45日で走った。志摩半島から海沿いを走り新宮から熊野に入り、これも世界遺産の熊野古道がハイライトだった。
2010年は酒田から角館、乳頭温泉、銀山温泉、山寺を訪ね。今回と同じ道も走っている。この年は海外へ出ない代わりに秋には黒部、飛騨も走り、高山から北アルプスを越えて松本に至る、旧安房峠越えが忘れられない。
2011年は7月初旬大洗からフェリーで苫小牧に渡り、富良野・網走・釧路・新得と花の道東ドライブを満喫した。
2012年は吉野の桜を愛でたのち高野・竜神スカイライン経由で和歌山に至り、紀ノ川沿いの古寺(根来寺・粉河寺)を訪れた。また秋には磐梯吾妻・奥只見から一度新潟県の小出に出て尾瀬の北側を走る酷道352号線を銀山平を経て走破した。今回の難所、白神ライン(途中で通行止め)と同様一瞬も気を抜けない狭隘の道を長時間走る緊張感を体験し、ある意味山岳走行に自信を付けたルートでもある。
そして昨2013年は美濃から越前に抜け、そこから天橋立・丹後半島を経て城崎に最終泊し、そこから一気に640km走って帰宅した。これが一日の最長走行距離、「この程度ならまだ何とかなる」の感を持った。
今回の見どころは岩手県北部から青森県山間部、最後は秋田県南端の鳥海。そこまでの道中は端折りたいがそうもいかない。計画検討の結果、初日640km、最終日600kmとなった。
今年1月からいよいよ後期高齢者、免許更新もあり事前の眼科医のチックでも、「免許は取得出来るが左目は再度検査した方がいい」との診たて。自覚症状もあるので心配していたが、何事もなく帰宅することが出来た。
これからしばらく、この新緑と残雪が印象的だったこのドライブ行を適宜連載していきたい。
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(次回;計画検討)

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