2019年7月25日木曜日

道北ドライブ2000km-3



80yrs Memorial Run to The Northernmost

3.松島・鹽竈観光
仙台港からのフェリー出発時刻は1940分。100分前にチェックインを終わるよう指示されていた。当初からそれは分かっていたので、自宅8時出発とし仙台付近まで達した時の時刻を勘案し、松島付近・観光鹽竈神社参拝を適宜行い、最後に港に近い多賀城で給油する計画にしてあった。1時半松島海岸IC手前の春日PAで昼食を摂ったので充分観光に割く時間はある。先ず瑞巌寺を目指し付近の駐車場(今回はキートラブルの関係で有料が望ましい)を探すことにした。幸い本堂近くに町営(無人。時間制でバーが出入口にある)のそれが見つかり、ここに駐車することにする。
瑞巌寺を訪れたのは次女がまだ小学生低学年の時、30年以上前である。この時は仙台の七夕祭り見物が主目的だった。長い参道を歩いた記憶があったが、今回は駐車場の位置が本堂近くにあり、その参道をバイパスしたので随分印象が違った。本堂は17世紀伊達政宗の時代に建立されたようで、本堂そのものは国宝、障壁画などが国の重要文化財になっている。境内全体が周囲は杉の巨木と一部は岩面に取り囲まれ、観光客もそれほど多くなく、森閑とした雰囲気がキーロックでもやもやしていた気分を落ち着けてくれる。付帯する小規模な博物館は政宗にまつわる物や人(夫人、娘)に関するものが多い。
帰路は駐車場に直行せず、長い参道を歩いてみる。前回の記憶ではこの道は石造りではなかったよう気がするが、長さに関しては同じような感覚だった。総門(正面の門)を出ると道路一つ隔てて観光船乗り場があり周辺は広場になっている。青い海と空、点在する緑の島々。時間があったら島巡りをしたいところだが、広場の北端に突き出の五大堂をひと回りするにとどめる。
 次に向かったのは陸奥の一之宮鹽竈神社、瑞巌寺の駐車場から海岸沿いの一般道で30分くらい南に下る。この道筋から眺める松島もなかなか美しい。塩釜市内はもっぱらナビに任せて3時半頃小高い丘の中腹に在る広い無料駐車場に導かれる。停まっているクルマは少ない。ここには鹽竈神社の他に志波彦(しわひこ)神社が鹽竈神社の別宮として在るので共用の駐車場。
 先ず駐車場から近い志波彦神社にお参りし次いで鹽竈神社に向かう。ここも巨木の森の中、静かで清々しい環境は、神社独特の雰囲気を醸し出す。ここで道中安全を祈願する(お賽銭をあげただけだが・・・)。2011年の道東行きは大洗から、その時は鹿島神宮で同じようなお願いをした。
神社を発ったのは4時頃、フェリー港への途中に在ることを確認しておいた多賀城SSに立ち寄り、満タンにする。
 
これで翌日の走り、苫小牧→支笏湖→ニセコ、さらに翌々日の積丹半島巡りも問題なくこなせるはずだ。自宅からの走行距離は431km、給油量は36.5ℓ、燃費は11.8km/ℓ、極めて良好だ17時前には仙台港フェリーターミナルに到着、チェックイン手続きを行う際、クルマは1815分乗船開始と告げられる。目の前には巨船“いしかり”が停泊しており、既に下船・荷卸しが始まっている(名古屋港始発)。


(写真はクリックすると拡大します);上から瑞巌寺3葉、松島、志波彦神社、鹽竈神社2葉

(次回;フェリー“いしかり”)

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